深部静脈血栓症
深部静脈血栓症とは
主に下肢や骨盤の深部静脈に血液が凝固し、血栓が形成される病気です。
症状
足の痛みや腫れ、色調変化がありますが、無症状の場合も多くあります。
原因
長期の臥床や手術、外傷、脱水などがあり、高齢者や長時間同じ姿勢でいる人に多くみられます。
診断
まずは原因となりそうな問題がないかの把握と、視診・触診が重要です。
臨床的特徴によりリスクスコアをつけ、深部静脈血栓症の可能性を数値化します。
また、血液検査でDダイマーを測定することも有用です。
Dダイマーは血栓が溶解されたときにできる物質で、その濃度が高いと血栓が存在したことを示します。
Dダイマーが陰性であれば、血栓症の可能性は低いと考えられます。
血栓症の疑いが強い場合、下肢静脈エコー検査や造影CT検査などで詳しく評価していきます。
治療
治療法の中心は、抗凝固薬(血栓の形成を抑える薬剤)による抗凝固療法です。
最低でも3~6カ月間継続して投与する必要がありますが、患者さんの病態を考慮して投与期間を設定することが重要です。
